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【後編】AIがコードを書く時代、Webエンジニア初学者は何を学ぶべきか?(AI時代を生き抜くために)

【後編】AIがコードを書く時代、Webエンジニア初学者は何を学ぶべきか?(AI時代を生き抜くために)

こんにちは、株式会社ハイサイの開発エンジニアY.Hです。 

前回の【前編】では、AIがコードを書ける時代において、企業がこれからのWebエンジニアに求められるのは「ビジネスデータを理解し、ビジネスを推進するためにAIの活用を行い、品質や生産性を向上できる人」とお話ししました。 

今回の【後編】では、いよいよ本題である「では、初学者は具体的に何から学んでいくべきなのか?」について、私自身の”3年目の挫折とLinux”という失敗談も交えながら語っていこうと思います! 

AIの出力の正誤を見極める「基礎」が必要 

前編の最後で、「Webエンジニア初学者はAIの勉強だけをすれば良いわけではない」とお伝えしました。 

AIが優秀だとはいえ、間違ったコードや正しく動くが無駄の多いコードを出力してくることも多々あり、そこに気がつくスキルを養う必要が出てきます。 

そのスキルを養うためにも、AIを駆使してWebエンジニアの経験を積みながら「何が良くて何が悪いか」を判断できる能力を育てていけばいいと思っています。 

では、その判断基盤となる知識を、初学者はどう学んでいくべきなのでしょうか? 

AIが発達し開発ハードルが下がったとはいえ、その重要性は昔と変わっていないと思います。 

いよいよ本題ですが、「Webエンジニア初学者は何から学んでいくべきなのか?」を自分なりに語っていこうと思います! 

パソコンがどのようなもので作られているかを知るのはもちろんですが、6年間Webエンジニアをしてきた身としては「コンピューターの構成理解をすべきだ」と強く思います!

具体的には、OS・ファイル・ネットワーク・権限など、コンピューターがどう動いているかを理解すること。人によっては異なる考え方もあると思いますが、ここ、ものすごく大事です! 

その基礎がないと、仮にAIが完璧に見えるインフラ構築の手順やエラー解決策を提示してきても、例えばLinux系OSの場合、ディレクトリ構造や権限(パーミッション)、ネットワークの基礎知識がなければ、それが本当に正しいのか、自分の環境に合っているのか判断できず、致命的な構成の破壊やセキュリティインシデント起こしてしまう可能性が高いからです。 

3年目の挫折と学び直しが、今の自分を作った 

私は初学者としてこの業界に参入したとき、パソコンがどのようなものかは理解してましたが、実務で活用必須であったLinux系OSについては一切知識がありませんでした。その状態でRuby on Railsのチュートリアルをこなし実務に入りましたが、当然ながら基礎知識が不足していたため、インプットがうまくいきませんでした。 

そうした状況を打破するため、エンジニア3年目にして初学者向けのLinuxの本を読み、基礎を理解し、不明点は徹底的に調べたり人に質問したりして、自分なりに基礎知識を身につけてきました。わかっていることを繰り返すのも大切ですが、新しいことにチャレンジし続けることで知識の幅がどんどん広がっていきました。 

やがてAIが発達し始めましたが、この「ITとコンピューターの基礎知識」があったからこそ、AIを使いこなしつつ開発ができるようになったのです。 

もしあの時、基礎を学ぶことを続けてこなかったら、今のようなAIの時代では淘汰されていた存在であっただろうと思うぐらいです。 

そうならないためにも、少しめんどくさいと感じる人もいるかもしれませんが、しっかりと基礎知識を身につけていきましょう。 

パソコンを触ったことが無くタイピングができない人は、「寿司打」から始めたっていいと思います!とにかく基礎から勉強をしましょう! 

今はAIと会話しながら勉強をすることだってできるので、その過程でAIの使い方自体も学んでいけばいいと思います。色んな種類のAIを使って、何が得意で不得意なのかも学んでいくといいですね! 

最後に:企業側にも求められる意識の変化 

また、企業側もITの基礎知識やコンピューターの基礎知識の大切さを理解して、人材を育成していかなければならないと思っています。 

AIの普及で「新入社員を雇わなくてもAIに肩代わりさせれば良い」と考える企業も増えてきているかもしれませんが、個人的にはその考え方は危険だと考えています。 

新しい社員を雇わずに今いる社員にAIを使わせても、ある程度の水準の出力は得られるでしょう。しかし、結果的にAIの出力は「使う人」によって変わるものであり、AIを活かすも殺すもその人次第だからです。 

人によってはAIを使いこなすことさえできない場合もあり、いきなりAIを使わせたらどうなるか……結果は目に見えていると思います。 

新入社員を雇ってAIを使用させるにしても、既存社員にAIを使用させるにしても、始めた時点では大差ありません。ならば、AIを使える人材を育てることを目的に教育も進めていくべきです。 

AIはこれから更に加速的に進化していくと思います。 

だからこそ、「コードを書く力」だけではなく、「なぜそのコードになるのか」を理解し、判断できる力の価値は、これからますます高まっていくはずです。 

基礎を学ぶことは遠回りに見えるかもしれません。しかし、その積み重ねこそが、AI時代に“AIに使われる側”ではなく、“AIを使いこなす側”になるための土台になると私は思っています。 

ということで、ITおよびコンピューターに関しての基礎知識をしっかり詰め込みつつ、AIと一緒に成長していきましょう! そうすれば、あなたもAI社会で活躍する立派なWebエンジニアになれます! 

応援しています!

Author: Y.H  @High-SAI